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2013年08月31日

●8月の薬局ディスプレイ「ウニヴェルズィテーツ・アポテーケ」ハイデルベルク

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*Universitäts Apotheke

ハイデルベルク旧市街、大学広場の近くにあるウニヴェルズィテーツ(大学)薬局では、この夏、大きなライオンの剥製がショーウィンドを飾り、道行く人々の注目を集めています。オレンジのポスターの1枚には、アフリカライオンの生態が説明されていますが、もう1枚には「このライオンは、動物園で生まれ、老衰で亡くなるまで寿命を全うし、その後剥製にされたものです。剥製にすることが目的で狩猟されたものではありません」と表記されています。これを明記するということが、非常にドイツ的だと思います。後者であると思われた場合、これを飾った薬剤師も批判されると考えてのことでしょう。
人目を引くということは間違いないのですが、薬局のディスプレイですから、薬に目を向けていただくことが目的です。ライオンと一緒に、遠慮がちにディスプレイされているのは、虫刺され用ジェル(Fenisil)、鎮痛・解熱剤(Paracetamol)、酔い止め防止ガム(Superpep)で、これはまさにこのライオンの故郷へ旅する人が必要とする薬剤です。ドイツの夏、バケーションの季節ならではのディスプレイといえるでしょう。(ドイツ在住・中村典子)

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