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2012年10月31日

●10月の薬局ディスプレイ「アッツェルホーフアポテーケ」ハイデルベルク

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10月になるとドイツの温暖な地域に属するハイデルベルクでも、平均最高気温は15度、平均最低気温は8度にしかなりません。朝夕の冷え込みは厳しく、マフラーや手袋が必要な日もでてきます。短い秋の黄葉(ドイツでは紅葉する樹木はあまりありません)は目を楽しませてくれましたが、それもあっという間に散ってしまい、いよいよ長い冬の到来を感じるようになってきました。この頃になると、薬局でも長い冬に必要となる代表的な医薬品がショーウィンドウや店舗内のディスプレイを飾るようになります。
アッツェルホーフアポテーケのディスプレイでは、喉の痛みを抑えるトローチと風邪薬が、本物の落葉と一緒に飾られていました。アッツェルホーフというのは、1921年に建設された、当時としては大規模集合住宅の名前で、正式には「アッツェルホーフにある薬局」ということになります。(ドイツ在住・中村典子)

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