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2013年04月24日

●4月の薬局ディスプレイ「シュヴァン・アポテーケ」ハイデルベルク

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*Schwan-Apotheke

ドイツではイースターが終わるころから暖かくなりだし、木は芽を吹き、花が咲き出します。長かった冬から抜け出した嬉しい季節ですが、花粉症を患う人には辛い季節となります。この頃になると、大抵の薬局のショーウィンドウを飾るのは、花粉症とアレルギーの薬です。
シュヴァン薬局はハイデルベルク旧市街の中心、観光客も行き交う、人通りの最も多い場所に立地します。シュヴァンというのはスワン、すなわち白鳥を意味する言葉です。オーナー薬剤師のヘアプさんはディスプレイに非常に力を入れておられる方で、いつも目を楽しませていただいています。今回も宙を舞う花粉を表すステッカー、何種類もの抗アレルギー薬のパッケージに加えて、緊急事態を告げる赤いパトライトが並び、ウィットに富んだディスプレイになっています。シュヴァン薬局のウィンドウを飾るこれらの薬があれば、花粉に負けない喜びの春を迎えられそうです。(ドイツ在住・中村典子)

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CetiriZin(一般名セチリジン、医療用医薬品ジルテック)は、2013年春日本でもスイッチされましたね。
Lorano(一般名ロラタジン、医療用医薬品クラリチン)は、日本ではまだスイッチされていません。
Otriven(一般名キシロメタゾリン)点鼻液は、日本にはありません。
Biolectra immune Directは、亜鉛、ヒスチジン、セレンを含有した免疫能強化サプリメントです。(吉岡ゆうこ)

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