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2013年09月17日

●スペインの薬局「Farmacia DE LA ROSA」バルセロナ

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*Farmacia DE LA ROSA

今回は所変わってスペインの薬局紹介です。2013年夏に古代ローマ帝国の遺跡や大航海時代の立役者であるコロンブスを訪ねてスペインに行ってきました。薬局もたくさん見てきました。
スペインでは薬局のことをFarmacia(ファルマシア)といいます。緑十字の看板が目印です。繁華街にある大きな薬局は別として、多くの薬局の間口は狭く(一間ほど)、販売スペースも狭く商材が置いてありません(セルフで変えるものがない状況です)。見た目は日本の調剤専門薬局に似ていましたが、奥行きは広いようで医療用医薬品からOTC医薬品、化粧品、衛生材料などを取り扱っています。顧客とのやりとりにより、奥からすぐに医薬品等がでてきていました。ほんとうの対面販売でした。観光客が多い町では24時間営業の薬局も見かけました。
印象に残ったFarmacia DE LA ROSA(バラ薬局)を紹介します。ロゴマークは王冠とバラの花と聖蛇です。この店舗は広く、天井も高く、歴史を感じさせる作りでした。ロゴマークは薬局の稠度品にも使われていました。また薬剤師の白衣にも描かれとても目立っていました。この白衣のイケメン男性薬剤師さんに、買った薬を包んでもらった、その包装紙にも感激でした。もう日本では包装紙に包んで渡すという文化がなくなってきているようです。(吉岡ゆうこ)

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*白衣に描かれた王冠とバラの花と聖蛇のマーク

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*歴史を感じさせる包装紙