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2014年03月11日

●2月の薬局ディスプレイ 「カールスベルクのラ・ヴィ・アポテーケ」ヴァインハイム・アム・ベルクシュトラーセ

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*La Vie Apotheke am Karlsberg

ヴァインハイムは「オーデンの森」という低山地帯がライン平野に向かってなだらかになっていく「山の辺の道-ベルクシュトラーセ」に位置し、周りにはブドウ畑や果樹林が広がる緑豊かな町です。人口は43,000人ほどの小さな町ですが、不織布メーカーとして世界的に有名なフロイデンベルク社の本社があります。旧市街には木骨組み建物が多く残り、ベルクシュトラーセを観光で訪れる人々が立ち寄る美しい町です。こういった背景のせいか、歩いてどこにでも達せられる直径1キロほどの小さな旧市街地に9つの薬局がひしめき合っています。
その中で今月はラ・ヴィ薬局を紹介します。この薬局はヴァインハイムの中央通りにある2011年開局の新しい薬局です。
“La Vie” というのはフランス語で、「生活、生命、人生」といった意味になります。「カ-ルスベルク」というのは薬局近くにあるショッピングセンターの名前で、この町の薬局の多さから、場所のイメージで見つけてもらいやすいようにという趣旨だと思われます。
通りに面する部分は入り口も含めて全てガラス張りで、ディスプレイも行っていますが、それを通り越して薬局内全体が見渡せるデザインになっています。薬局の入り口近くには薬用化粧品が手に取って見られるように配置され、一番奥に販売のカウンターが見えます。外からもウィンドウを通して、2月のセール商品ということで、Dr. Hauschkaの化粧品が15%引きとなっていることがわかります。注目を店内に奪われがちなディスプレイですが、2月にふさわしく、雪だるまやソリと一緒に「冬のお肌の手入れ」というテーマで入浴剤、クリーム、ボディローションといったものが並んでいました。外に置かれた大型の透明ボウルには、入浴剤、Weleda社のボディローション、ビタミンC補給のためのサプリメントといった2月の割引商品が入れられていました。

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