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2014年03月18日

●クリスマスマーケットのおいしいもの巡り②レープクーヘン(服部理恵)

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*アイシングでデコレーションされたレープクーヘン
 首から下げたり、家に飾ったりします

日本ではあまり知られていませんが、ドイツで有名なクリスマスのお菓子の一つにレープクーヘンがあります。
14世紀にニュルンベルクとその周辺において、男子修道院で焼かれていたそうですが、
今は地域によって様々な呼称とバリエーションに富んだものになっています。
中でも、ニュルンベルクのものは8cm位の丸く平たい形(日本の丸ぼうろのような形)で、アイシングやチョコレートコーティングされたものが一般的です。
また、レープクーヘンを使ってお菓子の家も作る家庭もあるそうです。

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*ニュルンベルクのレープクーヘン

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*ホテルに飾られたお菓子の家、レープクーヘンと
 次回③で紹介するプレッツヒェンで作ってあります

●クリスマスマーケットのおいしいもの巡り①シュトレン(服部理恵)

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ドイツのクリスマスのお菓子の代表といえばシュトレン(Stollen)です。
ザクセン州、ドレスデン(もっとさかのぼると同州 ・ナウムブルグ)がこのお菓子の発祥の地だと一般にいわれています。
日本でも、クリスマスシーズンになるとパン屋さんなどで見られるようになりましたね。
酵母の入った生地にレーズンやオレンジピール等のドライフルーツを入れて焼いたケーキで上から雪のように白い粉砂糖をたっぷりかけます。
クリスマス前のアドベントの間に薄く切って食べますが、私には少々重めな味わいです
今回のツアーでは、レストランでのデザートとしていただきましたが、クリスマスマーケットでも売っていました。温かい紅茶やコーヒーと一緒にいただきたいですね。