« 6月開催「地域と共に歩む薬局~ドイツと日本における実践」(事前案内) | メイン | 地域とともに歩む薬局2012報告 ~ドイツと日本における実践 »

2012年03月31日

●「地域とともに歩む薬局~ドイツと日本における実践」

mil_sinpo_01.jpg

■日時:2012年 6月2日(土)13:20~17:00
■セミナー会場:主婦会館プラザエフ(東京都千代田区六番町15番地)
■主催:次世代薬剤師を育てる会
■共催:有限会社ネオフィスト研究所
■運営:(株)エニイクリエイティブ
■セミナー定員:120名(定員になりましたら締め切らせていただきます)
■セミナー参加費:一般5,000円 学生1,000円
■懇親会参加費:1,000円
■申し込み締切り:2012年 5月25日(金)
■お問い合わせ・申込先: TEL / 03-6303-9031 FAX / 03-5759-1724

mil_sinpo_02.jpg

 独のロッテンブルクで薬局を営んでいるアッセンハイマー慶子氏を迎えて、シンポジウムを開催します。アッセンハイマー氏は、1986年神戸薬科大学を卒業後、ドイツのチュービンゲン大学薬学部に入学。大学院卒業後ドイツの薬局で1年間の実務実習を受け、ドイツの薬剤師国家試験に合格。製薬メーカー勤務の後、1997年南ドイツのロッテンブルクに薬局を開設。
 日本では平成24年度調剤報酬改定が行われ、今後の薬局薬剤師の進む道が指し示されました。日本も一般名処方、後発医薬品使用率のアップなど、ヨーロッパ諸国が歩んでいる方向に向かっています。そして、薬局における在宅医療への取り組みも課題です。保険制度としての介護保険がある国は、ドイツ、日本、韓国の3カ国です。日本の介護保険はドイツを参考にして作られましたが、中身は大きく異なります。アッセンハイマー氏には、ドイツの薬局業務、薬学教育、高齢者に対する薬局の取り組みなどを紹介して頂きます。
 篠原久仁子氏は、1987年東京薬科大学大学院を卒業後、病院勤務を経て、1996年に茨城県にフローラ薬局を開設。ドイツのアッセンハイマー氏のセントラルアポテーケを視察し、ドイツの薬局のよい点を取り入れた日独融合型薬局を実践しておられます。後発医薬品調剤率は50%を超え、目線はいつも地域住民です。フローラ薬局の横にはハーブガーデンがあり、ハーブ教室、薬膳教室、薬草生け花教室などを開催し、地域住民との結びつきを深められています。東日本大震災の時には、薬局を開けるという使命を果たされ、その時の経験から薬局には緊急時の自家発電が必要と、太陽光パネルを設置されました。両薬局に共通するのは地域住民とともに歩む姿です。今後の高齢社会を見据え、地域に根ざした薬局作りの参考として、ぜひお二人の実践例を聞いて頂ければと思います。シンポジウムの後には、アッセンハイマー氏と篠原氏を囲んだ立食パーティも用意しております。ふるってご参加ください。当日はドイツの薬局のパネル展示もいたします。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
https://customer-security2.net/neophist/blog/mt-tb.cgi/40